カナエ1液ウレタン防水キットは、屋上・ベランダ・庇などの防水層を改修する際に使用する「プライマー・1液ウレタン防水材・トップコート」がセットになった商品です。
ワンセットで防水層の改修が可能であり、5u使い切りタイプのため材料ロスが少なく経済的です。
又、すべての工程がローラー及び刷毛の1回塗りで施工可能であり、工期が短縮できます。
防水材のウレタン塗膜は、ゴム弾性のある防水層を形成し、下地への密着や追従性に優れています。
更に1液タイプの為、配合ミスや硬化不良による不具合の心配をすることなく、安心して防水機能を得ることが出来ます。
用途
- 屋上、ベランダ、庇などの防水層の改修
特徴
- プライマー、1液ウレタン防水材、トプコートが同梱された5u使い切りセットです。
- すべての工程がローラー及び刷毛で施工可能です。
- すべての工程が一回塗りの為、施工時間が短縮できます。
- 防水材が1液ウレタンタイプの為、配合ミスや硬化不良の心配がありません。>
- トルエン、キシレン、等を使用使用していない「特定化学物質日該当品」です。
施工方法
1. 下地処理
- 砂、埃、油脂チョーキングとうは高圧洗浄機などを用いて完全に取り除いてください。
- 下地がFRP防水またはウレタン防水の場合は、清掃後にアセトンで軽く拭き掃除をしてください。
- 塗装場所以外は養生テープ及びシートで保護して塗料の付着を防いでください。
- ドレン部分は、塗料が流れ込まないようにしっかり養生してください。
- 下地は、充分に乾燥させてから次の工程に進んで下さい。
- 下地にクラックがある場合は、適切な下地調整をしてから次の工程に進んで下さい。
2. プライマー塗布
- プライマーK原液を、刷毛またはローラーで塗布してください。
- 乾燥後、指触で手に付着しない状態を確認してから次の工程に進んで下さい。
- 塗布量:0.2Kg/ux一回塗り 養生:1時間30分〜2時間程度
3. 防水材塗布
- ハイボンドウレタンコート原液を上より流し広げてください。
- S(夏用)・W(冬用)の使い分けは気温20℃を目安としてください。
- 立ち上がり部分は、一度捨て塗りしてから再度塗布することで施工が可能です。
- 塗布量:2.0Kg/ux1回塗り 養生: 夏場 6時間〜7時間程度
- 塗布量:2.0Kg/ux1回塗り 養生: 冬場 8時間〜9時間程度
4. トップコート」塗布
- ウレタントップKの主剤に硬化剤を混合し、充分に攪拌してから刷毛またはローラーで塗布してください。
- 防滑仕様にする際は、先ず主剤に防滑材を混合し、攪拌してから5分程度時間をおいてください。 最後に硬化剤を混合し、再び充分に攪拌してから刷毛またはローラーで塗布してください。
- 主剤と硬化剤を混合した後は、1時間以内に使い切るようにしてください。
- 養生箇所のテープおよびシートは、乾燥を確認してから除去してください。
- 塗布量:102Kg/ux1回塗り 養生:16時間以上
施工図
施工上の注意
- 気温5℃以下、湿度85%以上の環境下での施工は避けてください。
- 降雨時、降雪時および施工後6時間以内に降雨・降雪の恐れがある場合は施工は避けてください。
- 施工時は必ず原液を標準塗布量で使用し、混合が必要なものは充分攪拌してください。
- 下地処理は防水材の接着力を決定する重要な工程です。特にチョーキング、油脂、埃などは高圧洗浄機でしいっかり除去してください。 これらの上に塗布すると本来の接着力が発揮されず、剥離や膨れが生じる原因となります。
- 降雨や洗浄により下地が湿っている場合は、充分乾燥させてから施工してください。
- 気温の低い時は乾燥時間が長くなりますので、乾燥状態を確認してから次の工程に進んで下さい。
製品概要
商品名 | 荷姿 |
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プライマーK | 1Kg缶 |
ハイボンドウレタンコート | 10Kg缶 |
ウレタントップK 主材 | 900g |
ウレタントップK 硬化剤 | 90g |
防滑骨材 | 30g/袋 |
色見本 | |
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ライトグレー | |
グレー |
取扱い上の注意
- 本来の用途以外には使用しないでください。
- 冷暗所に保管し、開封後は直ちに使用してください。
- ご使用の際は、カタログや製品本体に記載の注意事項およびSDS(安全データシート)を良くお読みください。
- ご使用の際は、皮膚・粘膜・目などに入らぬように適切な保護具を着用してください。 万一皮膚に付着した場合は多量の石鹸水で洗い落とし、痛みや外観に変化がある場合は直ちに医師の診察を受けてください。
- 施工中及び乾燥中ともに換気を十分に行い、ミストや蒸気を吸い込まない様にしてください。
- 万一、火災が発生した際は、粉末消火器または炭酸ガスを使用し、水は使用しないでください。
- 内容物や容器を廃棄する際は、国及び地方自治体の規則に従い産業廃棄物として廃棄してください。